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  • 執筆者の写真江川誠一

血潮の戯言〜最後の血小板成分献血〜

90回目の献血は、スムーズな案内、痛くない穿刺、ほんの少しの感傷でした。

私は常に成分献血を選びます。

体への負担が少なく(1)、

短い間隔で次の献血が可能であり(2)、

それを求められるからです(3)。

その代わり全部で1時間半ほど要します。

混雑時は2時間以上かかることも。

今回は予約したので、待ち時間ゼロ^^

献血針はえげつない太さで、

刺した瞬間、激痛が走ります。

それはすぐ治りますが、

差し込まれた針が皮膚を中から押し、

1〜2cmの棒状の形が浮き出ます。

「皮膚が裂けそう」と不安になります。

ありえないですし、慣れてるのですが。

この日はあまり痛くありませんでした。

素晴らしい手技の方でした。

相変わらず皮膚が...って思いましたが。

中部管内での献血は名古屋に運ばれ処理されますが、福井支部における種類別必要量がこの4月から変更されます。

これが予告されていたので、この日(3/31)血小板を抜きにきました。

福井における血小板成分献血最後の日を狙って!

そうです。私が変なおじさんです。

赤血球の有効期限は21日間ですが、

血小板は採血後4日間しか持ちません。

貴重な血小板を提供できることに、

密かな喜びを感じていたのですが...

近年、免疫グロブリン製剤の必要量が急激に増大しています。抗生物質では効かない重い感染症、血小板が減少する病気、川崎病など様々な病気の治療に使われている薬です。この製剤は血漿から分離・精製されます。

と言う記述を見つけ学んだので、今後は他の地域の方に血小板を任せ、健康なうちは張り切って血漿成分献血に勤しみたいと存じます。

目指せ100回!


↓タオルと献血バスをゲット↓

 

(1) 体質によると思いますが、私の場合、全血献血400ml よりも楽です。

(2) 男性の場合、全血献血400ml を繰り返す場合は12週間後、成分献血を繰り返す場合は2週間後にそれぞれ可能となります。

(3) 全血献血に比べて、一人から多くの血小板や血漿が得られるため、輸血効果を高めたり副作用を軽減したりするのに極めて有効だから。

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